梅干し

「花粉の季節が本格化」という声を聞いたら、もう春。気温はどんどん上がり始め、すぐに夏になります。家庭でもそうかもしれませんが、職場は相変わらず節電を徹底して、今年もエアコンの設定温度は高めでしょう。私は幸い昨年は熱中症は免れましたが、暑さ対策は今のうちから考えておいたほうがいいですね。

暑い時にスポーツドリンクを持ち歩く人は多いですね。汗で失われる塩分を補給するためです。これは吸収しやすくていいのですが、ひとつ難を言えば糖分が多すぎます。その名の通りスポーツで汗をたくさんかいた後ならいいですが、会社の行き帰り程度の運動量だとちょっと過剰。

それで「おばあさんの知恵」ではありませんが、梅干しです。おすすめは、麦茶の中に１粒入れることです。両方共ミネラル豊富だし、カロリー、カフェインともゼロの、本当にヘルシーな飲み物で、暑さ対策を！

梅干しが体にいいとわかっていても、塩分とりすぎが心配だという方へ。１日に必要な塩分の目安を知っていますが？男性なら10グラム、女性で8グラムです。ちなみにお昼にラーメン屋に行った場合、1杯で６〜８グラムを含んでいるので、これだけでほぼ１日分です。注意しないとすぐとりすぎになってしまいます。

一方で、お弁当に果肉の厚い梅干しをまるごと１個入れた場合、塩分は２グラム程度です。他のおかずに低塩の食品を選んでおけば十分コントロールできますね。低塩料理を作るには、醤油よりめんつゆや出汁醤油を使ったり、汁物は具だくさんにして汁を少なめにといった工夫を。また胡麻やパセリなどは香り・風味があり、低塩でも物足りなさを感じないのでおすすめです。

そして、料理には「梅塩」を。クエン酸などが多い代わりに塩が少なめです。

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